「ホブド県ダルヴィ郡小中高等学校寄宿舎改修計画」に署名された

「ホブド県ダルヴィ郡小中高等学校寄宿舎改修計画」に署名された
4日、ホブド県庁舎において、2025年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ホブド県ダルヴィ郡小中高等学校寄宿舎改修計画」の贈与契約に、井川原日本大使とアマルサナー・ホブド県知事が署名した。
井川原大使は、ホブド県の繁栄を担うため、親元から離れて学校教育を受ける遊牧民の子どもたちが生活する寄宿舎が老朽化したことに触れ、今回の計画が寄宿生の生活環境の向上に寄与すると期待している旨述べた。
本案件は、ホブド県ダルヴィ郡小中高等学校寄宿舎の改修を行うものだ。同校において寄宿舎の屋根、外壁、内装及び電気系統の改修を行うことによって、寄宿舎を利用する児童・生徒及び教職員が、安全かつ衛生的な環境の下で寄宿生活及び教育活動を行うことができるようになることが期待される。
日本政府は、1990年以降35年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきている。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの615件目にあたり、ホブド県においては23件目となる。