美術・図画工作・技術教師らが研修に参加
美術・図画工作・技術の教師らが研修に参加した
中部ブルガン県知事が掲げる2024~2028年の行動計画「ブルガンの再生」プログラムおよび、2025年の業務実施計画、さらにブルガン県内の小中高一貫校の美術・図画工作・デザイン技術の教師の「2025~2026年専門能力開発計画」に基づき、ロシア連邦ブリヤート共和国の教師養成カレッジで研修・経験交流が行われました。2025年10月29日から31日にかけて、教育局長Ts.ツォルモンバータル氏を団長に、主任指導主事J.オルホントゥール氏、そしてブルガン県14郡から集まった25名の教師が「教師の専門能力向上と新しい技術の教育への活用」をテーマとする3日間の研修に参加しました。研修では主に実習と技能の習得に重点が置かれました。ブルガン県における喫緊の課題の一つは「子どもの発達を支える包括的なサービス」の整備です。各学校における「子どもの発達支援室」を基準に適合した水準で整備する必要があります。教育局長Ts.ツォルモンバータル氏は、「本年度から体育、音楽、技術の授業に特に力を入れていく」と語りました。彼は次のように強調しています。「子どもが自分の好きなこと―絵を描くのが好き、大工仕事が好き、スポーツをするのが好き、歌うのが好き。そうした活動に参加し、励まされることで、他の教科への関心や参加も高まります。一般教科ばかりを押しつけると、子どもは授業への興味を失い、無気力になってしまうことがあります。好きなことを基盤にし、それを支援してあげることで、社会的な参加も自然と広がっていきます」。
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