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ユネスコ世界遺産委員会の2025〜2029年期の委員国に選出


Guatsetseg 2025-11-27 12:11

モンゴル国がユネスコ世界遺産委員会の2025〜2029年期の委員国に選出された。

   モンゴル国がユネスコ世界遺産委員会の2025〜2029年期の委員国に選出された。世界の自然遺産および文化遺産を保護する「世界遺産条約」締約国総会第25回会合の期間中、今月24日にパリで開催されたユネスコ世界遺産委員会委員国選挙において、モンゴル国は立候補し、2025〜2029年に委員として活動する国に選出された。

   外務省の情報によると、この選挙では5つの空席に対して12ヵ国が争い、モンゴル国は161ヵ国中97ヵ国の支持を得て、アルメニア、バングラデシュ、チェコ、ポーランドとともに委員国として務めることになった。世界遺産の登録、遺産物件の保存・保護の改善、必要なプログラムやプロジェクトの資金決定などを担う同委員会にモンゴル国が選出されたのは初めてであり、多角的で積極的な外交活動の成果として、国際社会におけるモンゴル国の地位を強化した歴史的な出来事となった。モンゴル国は1990年に同条約に加盟した。

   文化遺産のカテゴリーでは、オルホン渓谷の文化遺跡、モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群、ブルハン・ハルドゥン山とその周辺の聖域、鹿石を含む青銅器時代の複合遺跡が、自然遺産としてはウブス湖盆地、ダグールの草原(景観)が登録されている。これらは持続可能な観光の発展、歴史・文化および自然の貴重な遺産の保存・保護、考古学研究の拡大などに寄与している。

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