「道路-2025」学術会議開催された
「道路-2025」学術会議が開催された。
12月6日、モンゴル科学技術大学の国際会議ホールで、「道路-2025」学術会議が開催された。国内外の道路分野の研究者、技術者、そして道路工学を学ぶ学生たちが多数参加し、今回は特に「道路および道路構造物の品質管理」に焦点を当てて議論が行われた。
道路分野における新技術の導入や研究支援、経験共有を目的とした学術会議は1992年から開催され、2022年以降は毎年12月に実施される恒例行事となっている。今年の会議は、モンゴル運輸省、「道路運輸開発センター」公社、モンゴル科学技術大学建築・土木学部および建設構造学科が主催し、ウランバートル市道路開発局、モンゴル道路協会、モンゴル道路青年協会が共催、さらに「Tanil Sanaa」社と「Tuulyn Buureg」社が知的支援を行った。
国際的にも規模と重要性を増すこの学術会議には、フランス、韓国、日本の研究者や専門家も参加し、それぞれ発表を行った。開会にあたり、運輸省道路政策調整局のチーフCh.スガルマー氏は「ここで発表される研究成果は、道路分野の政策形成に資する重要な情報源になると信じています」と述べた。
会議には、モンゴル科学技術大学建築・土木学部の准教授M.ツァス・オルギルマー氏、「Buman Od Piket」社の代表B.バトツェツェグ氏、ウランバートル市公共交通でのスカイトレイン導入プロジェクト副マネージャーBroy Sessil氏、韓国建設・構造技術研究所の研究者Jong Sung Il氏などがゲストスピーカーとして参加した。
今回の会議では、「日本技術による雪除け装置の設置プロジェクト『Mongol Eco Construction』の進捗と今後の目標」や「ハンガイ山脈の永久凍土地域に建設された道路の現状」など13件の研究発表が行われた。
受賞結果は以下の通りです:
- 特別賞
- D.ムンクトゥブシン(AZHESH LLC):「アスファルト結合材の特性評価における間接的研究手法」
- Sh.ゲレルト・オド(運輸省道路管理局主任専門家):「鉄筋の耐候性に関する研究」
- 3位M.イチンホルロー(モンゴル科学技術大学建築・都市計画学部修士):「ウランバートル市主要道路網の分析」
- 2位T.グンデグマー(モンゴル科学技術大学建築・土木学科学生):「歩行者道路計画が利用者心理に与える影響の研究」
- 1位B.バダムハンド(モンゴル科学技術大学建築・土木学科学生):「サンスル交差点の歩行者高架橋計画に関する研究」
会議の終了時には、審査員より研究成果に基づく「推奨事項」が提示されたと、「道路運輸開発センター」公社が報じた。
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