国営モンツァメ通信社は、韓国語編集部を設置
国営モンツァメ通信社は韓国語編集部を設置設した
国営モンツァメ通信社は、韓国語でのニュース配信を行うため韓国語編集部を設置し、公式ウェブサイトに韓国語コーナーを新設した。
104年の歴史を持つ国営モンツァメ通信社に韓国語編集部を設置する取り組みは、近年積極的に協議を重ねてきたもので、両国間の外交関係樹立35周年という節目を迎えた年に実現した点で特別な意義を持つ。
モンゴルが1990年に市場経済体制へ移行し、対外関係を全面的に開放した後、最初に外交関係を樹立したのが韓国だった。この共同プロジェクトは、拡大を続ける両国間の経済·政治関係の架け橋となり、国民同士の相互理解を深める有効な手段になると期待されている。
チェ·ジンウォン在モンゴル韓国特命全権大使は、国営モンツァメ通信社が提供する信頼できるニュースを韓国語に翻訳·掲載することは、両国間の関係強化、協力深化、相互理解の促進に大きな意義があると強調した。
両国民の交流や経済協力が活発化する中、モンゴルに関する正確な情報を韓国語で入手したいというニーズが急速に高まっている。このため韓国側は、韓国語ウェブサイトおよび新聞の発行を一定期間にわたり財政的に支援するとのこと。国営モンツァメ通信社は2027年以降、独自の予算と能力を基に事業を継続する予定である。双方は今後、掲載するニュースの正確性と信頼性を確保するため、緊密に協力していく。
国営モンツァメ通信社は、現在、モンゴル縦文字、ロシア語、中国語、日本語、英語で週刊新聞「フムーン·ビチグ」、「ノボスチ·モンゴリー」「蒙古消息報」「モンゴル通信」「The Mongol Messenger」を発行するとともに、四半期刊行の英語雑誌「Mongolia Today」を刊行している。また、公式ニュースサイト(www.montsame.mn)をモンゴル語、英語、ロシア語、中国語、日本語の5言語で運営している。
同通信の記者は首都ウランバートルに加え、国内21県に常駐し、モンゴルを海外に紹介し、正確な情報提供という使命を果たしている。また、アジア·太平洋地域ニュース通信社機構の会員として、同機構加盟各社と定期的に情報交換を行い、モンゴル国内の出来事やニュースをアジア·太平洋地域ニュース通信社機構の統合データベース(www.oananews.org)に毎日提供している。
さらに、ロシアのTASS、RT、中国の新華社、韓国の連合ニュース・ヨンハップ、ベトナムのVNA、キューバのプレンサ·ラティナ、日本の共同通信、ポーランドのPAP、ブルガリアのBTA、トルコのアナドル通信、アゼルバイジャンのAZERTAC、カザフスタンのカジンフォルム、イランのIRNA·MEHR、イタリアのANSA、ベルギーのDiplomatic World、ウズベキスタンの国営通信社UZA、北朝鮮の朝鮮中央通信など、各国主要通信社と協力協定を結び、日常的にニュースを交換するとともに、毎年相互に記者·技術スタッフを派遣している。
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