短波放送は技術的な問題により中断している
短波放送は技術的な問題により中断している
モンゴル公共ラジオ・テレビ局の「モンゴルの声」ラジオは、1964年に開設された。モンゴルを世界に紹介するため、外国語によるラジオ番組を制作し、毎日、短波放送およびインターネットを通じて配信してきた。
しかし、短波放送は2026年8月17日から技術的な問題により中断している。短波放送がいつ再開されるのかについて、ラジオ・テレビ国家ネットワーク国営企業のプレブニャム所長に話を聞いた。プレブニャム所長は「ウランバートルにあるホンホル無線局には大出力の無線送信機が設置されている。この送信機を使い、東アジア地域に向けて、モンゴルのラジオ番組を4か国語で放送してきた。
この送信機は1984年から稼働している。こうした大出力の送信機は真空管を使って動作するが、その真空管に破損が生じ、再使用できなくなったため、故障してしまった。その結果、今年の8月17日から送信機が稼働できなくなっている。
短波放送が停止してから、我々は関係する政府機関であるデジタル開発・イノベーション・通信省に、このような事態が発生したことを報告した。これまでに3~4回、要請書を提出しており、現在も回答を待っているところ。
まず、真空管の購入費用に関する予算を早急に確保してほしいと要請している。我々は、ロシア連邦から緊急に真空管を取り寄せるための調査や準備をすでに済ませ、発注できる状態で待機している。しかし、予算上の問題により、真空管の発注と調達に関する手続きが一時停止している状況である。
大出力送信機に使用する真空管は、通常6,000~7,000時間の使用が想定されている。しかし、現在の真空管はすでに4万5,000時間以上使用されており、想定寿命の6~7倍を超えて使われている状態である。
送信機については、給電線や鉄塔設備、送信設備そのものの保守・点検を継続して実施している。しかし、実際に電力を生み出して送信出力を確保するための中核部品である真空管が焼損してしまったため、今回の問題が発生している。
また、2027年には、この大出力送信機を更新する計画を、国家災害リスク軽減評議会の作業計画に盛り込んだ。技術経済的な実現可能性の検討や予算の試算などもすべて済ませ、現在は承認を待っているところ。年末が近づいていることもあり、双方とも予算に関する問題などが影響して、対応が保留になっているのではないかと考えている。
我々は、8月17日に短波放送が停止して以来、正式な文書による要請などを通じて、これまでに3~4回、関係機関に申し入れを行っており、現在も回答を待っている状況である。」と返答した。
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