米栽培事業が再開された
米栽培事業が再開された
「食糧供給・安全保障」全国運動の一環として、日本・富山県の藤重佳代子名誉領事が2008~2010年にモンゴルで試験的に実施した米栽培事業が再開された。
セレンゲ県で米品種改良事業が実施され、新品種が開発された。同品種は国際特許を取得し、「チンギス・ゴールド」と命名された。一般品種と陸稲の交配により水使用量を抑制でき、アフリカ系イネの遺伝的特性を有するため、約2.5~3ヶ月で収穫可能とされる。
藤重さんは、2025年6月以降、栽培地の選定や土壌サンプルの分析、灌漑調査のため、モンゴルの地方部を訪れた。2026年6月15日にウブルハンガイ県で米栽培の実証事業を再開し、9月の収穫を見込んでいる。
藤重さんは、同事業が厳しい気候条件を有するモンゴルに適した新たな農業生産モデルになるとの見解を示した。
併せて、寒冷地向けの水稲品種を初めて提唱した日本人で農学博士の大谷忠さんが長年にわたり蓄積した研究成果を実用化すべく、同事業をモンゴルで再始動する決定を下したことを明らかにした。同事業は、モンゴルにおける食糧生産の多様化を促進し、農業技術の発展に寄与するとともに、モンゴルと日本の農業分野における協力関係の強化に資する。
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