モンゴル国土に約8万9000頭のアジアノロバが生息している
モンゴル国土に約8万9000頭のアジアノロバが生息している
16日、モンゴル国土に約8万9000頭のアジアノロバが生息し、これが地球上のすべてのアジアノロバの約90%になると自然環境・観光省が報じた。アジアノロバの生息面積は、地球上の約36万平方キロメートルを占めており、モンゴルの砂漠地帯はその72%を占めている。
それに対し、モンゴルでのアジアノロバは、年間最大で7万平方キロメートルの面積で生息し、移動距離が世界陸上動物の中で1位にランクされている。
モンゴルにおけるアジアノロバの群れが生息する南の砂漠地帯で鉱山、自動車道路及び鉄道などが活発に展開されているため、アジアノロバ生息環境が劣化し、移動範囲が制限され、悪影響を与えている。
ウズベキスタン・サマルカンド市で開催された第14回「移動性野生動物種の保全に関する条約」締約国会議の際、「世界のアジアノロバ研究・保護」をテーマにした支部会議が開かれた。国際自然保護連合のウマ科保護グループにより主催された同会議で、モンゴルのブーウェーバータル研究者兼博士が「モンゴルにおけるアジアノロバ群の状況と保護」をテーマに発表を行なった。
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