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モンゴルと日本の学者達が合同した碑文研究結果を紹介した


Odgerel 2017-09-20 07:09

モンゴルと日本の学者達が合同した碑文研究結果を紹介した

モンゴル科学アカデミーと日本の歴史学・考古学の研究者たちは、1994年以来、「ビチェース・プロジェクト」という調査団を結成し、モンゴル国に現存する突厥時代からモンゴル帝国時代に至るまでの碑文の調査・研究を行ない、23年目を迎えている。発見されていた碑文が、モンゴル・日本合同の「ビチェース・プロジェクト」によって次々と解読されている。トルコ、ウイグル、モンゴル、中国、ペルシア文字で書かれた50余りの碑文が研究資料として利用可能になった。同プロジェクトは5種9冊の報告書を刊行しており、主たる研究対象は碑文資料だが、各時代の遺跡の調査も数多く行なってきた。その中で最大の成果は、モンゴル帝国時代の軍事拠点であるチンカイ城の発見だ。すでに1986年にモンゴル人学者によって発見されていたデルゲルハンガイ山の岩に刻まれた漢文もその一つだ。研究結果、1196年の金国の王京丞相がタタル族討伐のために出兵した際に、チンギス・ハーンが協力した出来事が刻まれているのが明らかになったのだ。同漢文は、元朝秘史の第132節に記述されている内容とも一致しており、戦を終えて兵を引いた年月も明記されている。モンゴル研究だけでなく、東洋史の史料としても重要なものだという。今年2017年はモンゴル日本国交樹立45周年に当たり、歴史・考古学の分野で20年以上の共同研究を続けているこのプロジェクトは、モンゴル・日本文化交流の分野で大きな成果と意義を有しているのだ。

再生回数: 1521

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