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モンゴルの看護師対象にJICA看護国別研修が開催された


Odgerel 2022-02-23 04:02

モンゴルの看護師対象にJICA看護国別研修が開催された

7日~9日まで、日本の国立国際医療研究センター・日本看護協会とモンゴル保健省及び保健開発センターの協力のもと、JICA看護国別研修が実施された。同研修の目的は、日本の看護師の継続教育について理解を深めると共に、自分たちの強みを生かし、研修参加者がモンゴルの看護の看護実践能力の核(コンピテンシー)について考え、アクションプランを立案することだった。そして今回の研修では、この貴重な機会をモンゴル国内の多くの看護職が共有できるよう、会場には保健省や保健開発センター、ウランバートル市保健局、国立医科大学、モンゴル看護協会、保健省管轄の国立病院や産科病院の看護部長ら合わせて39名が集った。そのほか、オンラインでは全21県の保健局の看護サービス担当の専門官、県総合病院や県の看護部長らが参加し、総勢90人もの看護師たちが参加した。研修の内容としては、研修1日目に日本で活用されているクリニカルラダーとは何か、その開発に至った背景、目的、活用方法。2日目には、コンピテンシーに基づいたクリニカルラダーが実際にどのように活用されているか。続いて、先行フェーズである「一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト」のチーフアドバイザーであった井上医師からはモンゴルでの医師のコンピテンシーを抽出する際にどのような活動を行ったかについて、紹介した。3日目には会場に集まった研修員たちが各々の特性を生かしたグループに分かれ、モンゴルの看護師たちのコンピテンシーと何かについて考えると共に、それらを確固たるものにする為の方略としてアクションプランを立案し、発表を行ったとのこと。研修の最後には、モンゴルの保健省専門分野委員会会長であるフランさんより研修の実施に対し感謝した。JICA東京本部人間開発部葦田竜也氏からは、世界各地で看護師不足が深刻化している中、現在行われているこのプロジェクトの活動はJICAにとっても非常に意味のあるプロジェクトであり、これからの活動は世界に新たな指針を示す重要な活動であると述べた。コンピテンシーを基盤とした教育が盛んに語られるようになった今、モンゴルの看護師たちのコンピテンシーを抽出することはこれからのモンゴルの看護分野を発展させるためには不可欠であり、今回の研修はその初めの一歩となっている。3か月後には各グループのアクションプランの結果発表会が催されるが、プロジェクトではその進捗を支援すると共に、モンゴルの卒後看護師教育の質の向上に向け、引き続き取り組んで行くとのこと。

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