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「邂逅する写真たち・モンゴルの100年前と今」展覧会が開かれている


Odgerel 2022-03-31 02:03

「邂逅する写真たち・モンゴルの100年前と今」展覧会が開かれている。

日本の大阪府吹田市にある国立民族学博物館で、「邂逅する写真たち・モンゴルの100年前と今」展覧会が開かれている。展覧会では「デジタルフィールドワーク」と呼ばれる手法が使用されており、100年前の写真の部分を担当した博物館の小長谷有紀客員教授はモンゴル遊牧社会の研究が専門の文化人類学者で、2017年から画像資料のデジタル化を進めていた。コロナ禍となった2020年からはモンゴルに赴くことができず、ネット上で情報収集していたところ、次々と貴重な写真を見つけたという。野菜売りのところに集まる女性たちの様子など、1910年代のモンゴルを撮影した写真が多数あったほか、1920年代にソ連のスパイとしてモンゴルで活動していたスパイがモンゴル滞在中に収集した10年ほど前の古い写真、海外の大学に収蔵されていた貴重な資料などをウェブ検索で見つけ出したケースもあった。1910年代にアメリカの大手タバコ会社のモンゴル支店を立ち上げたノルウェー人ビジネスマンは、移動式住居「ゲル」の前で自転車にまたがる男性の姿など、滞在中に3000枚の写真を撮影していた。場所や日付などを克明に記録していたほか、同じ場面でも複数カットを撮影しており、今回の展覧会に欠かせない写真となったという。デジタルフィールドワークでは研究者だけでなく、資料の保存や収集に関心がある世界中の人々の協力が大きな力となった。展覧会では他国からの来訪者が約100年に撮影した写真と、現代のモンゴル人カメラマンによる写真計約730点が展示され、100年前の光景、遊牧民社会の変化、そして撮影者による視線の違いを感じさせる構成となっている。展覧会は5月31日まで公開されるとのこと。

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