7月11日に『世界馬の日』が祝われる
7月11日に『世界馬の日』が祝われる
3日に開催された第79回国連総会の本会議において、フレルスフ大統領が発案した「世界馬の日」に関する決議が審議され、採択された。モンゴルが提案した「世界馬の日」に関する決議には、中央アジアの5ヵ国を含む56か国が共同提案国として参加した。同決議に基づき、今年7月11日に『世界馬の日』が世界各国で初めて祝われるることとななった。
国連食糧農業機関のデータによると、現在、世界で約5700万頭のの馬が飼育されており、乗馬や運搬、馬術、観光の他、医療や食品製造など幅広い分野で利用されている。一方、近年は技術革新や経済の多様化、気候変動、環境の変化、生活様式の変容などの要因により、世界的に馬の飼育頭数は減少傾向にある。これに伴い、品種保存や馬産業への関心の低下も指摘されている。
こうした状況を受け、古くから馬と共生し、豊かな馬文化と伝統を受け継いできた騎馬民族・遊牧民の代表として、フレルスフ大統領は、馬の価値への国際的関心を喚起し、その重要性を伝えるとともに、市民の関与を促進するため、毎年7月11日を「世界馬の日」とする決議案を国連総会に提出した。
再生回数: 276
Tweet