ザンダンシャタル首相はプーチン大統領と会談
ザンダンシャタル首相はプーチン大統領と会談した
ロシア・ウラジオストク市で開催された東方経済フォーラムに出席したザンダンシャタル首相は5日、ロシアのプーチン大統領と会談した。
プーチン大統領は会談の冒頭、モンゴル代表団の同フォーラム参加が「ロシアとアジア太平洋地域の諸国との協力を一層活発にするでしょう」と期待を表明した。両国間の貿易額が前年より17%増加したことを挙げ、関係拡大の成果だと強調した。更に、中国・モンゴル首脳との北京会談でエネルギーや三国間協力について議論し、大規模プロジェクトの推進で一致したことに触れ、隣国で戦略的パートナーであるモンゴルとの協力を重視する姿勢を示した。
これに対し、ザンダンシャタル首相は、ロシア産天然ガスを中国へ輸送する「シベリアの力2」パイプライン計画に言及し、モンゴル経由の建設を支持したプーチン大統領に謝意を表明した。「100年に一度の規模となる大プロジェクトだ」と強調した。また、ロシア科学者ロモノーソフの「シベリアはロシアを強大にする」との言葉を引用し、事業の意義を訴えた。
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