モンゴル教員、全国で無期限ストライキ開始
モンゴル教員、全国で無期限ストライキ開始した
モンゴルの教員が、給与引き上げを求めて全国で無期限ストライキを開始した。
モンゴル教育・科学産業労働組合は、8月から教員の給与を50%引き上げるよう教育省と政府に要求していた。これに対し、教員代表は9月24日、スフバートル広場で平和的な集会を行い、要望が受け入れられない場合はストライキを行うと警告していた。ストライキは10月16日午前8時から全国規模で開始され、小中学校だけでなく、大学や高等教育機関、保育園の教員も参加している。公立学校の生徒は自宅で過ごし、授業は行われていない状況である。一方、ストライキに参加せず、通常通り授業を行っている学校や保育園も少なからず存在する。教員側は、公正な給与や奨励金の支給、社会的・専門的責任の尊重、教育システムの改革、社会的公正の実現を求めている。政府は21日の閣議で教員給与を20%引き上げる方針を決定したが、教員は「不十分」としてストライキを継続している。教員および医師の給与・年金を引き上げるには、総額で8300億トゥグルグの予算が必要であり、政府は予算措置と一部引き上げ案を提示している。
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