サイバーセキュリティリスクを特定する調査実施
サイバーセキュリティリスクを特定する調査が実施されている
我が国のサイバーセキュリティリスクを特定するための調査が実施されている。デジタル開発・イノベーション・通信省は、英国政府と協力し、モンゴル国のサイバーセキュリティリスクを明らかにする調査を今月27日から31日にかけて実施している。この調査は、モンゴル側の国内チームと英国政府のサイバーセキュリティ専門家が共同で行っており、政府決定により承認された「国家サイバーセキュリティ戦略」を実施する一環として、サイバーリスクのレベルを特定し、リスク低減のための活動を計画することを目的としている。英国政府は、サイバーセキュリティリスクを評価するための調査票と方法論を策定しており、その枠組みに基づき、リスクの特定、組織・業界・国家レベルでのサイバーリスク報告書作成の方法論をモンゴル側チームに指導する。国内チームは、調査に必要なデータを収集し、報告書を作成する役割を担う。この調査により、政府および重要情報インフラを保有する機関のサイバーリスクを明確にし、資源配分、投資、政策立案において根拠に基づく意思決定を行うことが可能になる。さらに、組織・業界・国家レベルで発生し得るリスクを予防し、リスクの認識や対応に関する知識・理解を高める効果も期待されている。27日、重要情報インフラを有する機関および官民の組織を対象に、サイバーリスクの特定・評価、リスクによる損害の把握、そして同調査の意義を周知するための研修が行われた。この「モンゴル国サイバーリスク特定調査」には、重要情報インフラを持つ官公庁および民間企業、計40以上の機関が参加している。
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