遠隔地域の教員・児童生徒の英語力向上支援プロジェクト第2期開始
遠隔地域の教員・児童生徒の英語力向上を支援するプロジェクト第2期が開始した。
17日、英国および北アイルランド連合王国政府の資金提供により、モンゴル教育省と国連児童基金が共同で実施している「遠隔地域の教員・児童生徒の英語力向上を支援する」プロジェクトの第2期を実施するための契約が締結された。
契約締結式において、R.ナランバヤル教育大臣は、2025~2026学年度から一般教育学校の小学校3年生より英語を選択科目として学ぶことになるが、その実施にあたり、このプロジェクト第1期の成果が大きな支えとなったことを強調した。
教育省の発表によると、第1期プロジェクトは今年初めに実施され、西部バヤン・ウルギー県、バヤンホンゴル県、東部スフバートル県の全ての郡に所属する320人以上の英語教員が、100時間を超える研修を受講した。その結果、参加教員の39%が英語力を実質的に向上させたとのこと。また、これら3県の英語スピーキングクラブ15ヵ所に540人以上の児童生徒が参加し、3県内の26校に対して126台のデジタル機器が提供され、オンライン学習環境の整備が支援された。
第2期プロジェクトは、中部ブルガン県、アルハンガイ県、北部フブスグル県、東部ヘンティー県、南部ドゥンドゴビ県で実施される予定で、450人以上の英語教員の語学力および指導力の向上を図るとともに、新たなメンター教員の育成も計画されている。
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