モンゴルのカシミア輸出拡大を政策的に支援する
モンゴルのカシミア輸出拡大を政策的に支援する。
3月2日、モンゴルのカシミア輸出拡大を政策的に支援する方針をゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相が表明した。首相は輸出拡大を目的に、羊毛・カシミア業界および銀行セクターの代表者らと会談を行った。
2025年には、梳毛カシミア4000トンを輸出し、これは前年比5.7倍の増加となり、3億3500万米ドルの収益を上げた。昨年は農業部門が経済成長全体の40%を占めたが、その主な要因は羊毛、カシミアの輸出だった。
業界側は、融資へのアクセス改善、輸出奨励制度への組み入れ、購入した原毛や輸出契約を担保とした融資の実施などの支援があれば、生産能力と輸出のさらなる拡大が可能になるとの見解を示した。首相はまた、モンゴル銀行および商業銀行の代表者と、融資アクセス向上の方策について協議した。特に、再融資を受けるためには既存の融資を完済していなければならないという厳格な条件を柔軟化するよう、業界からの要望が提起された。
銀行側は、輸出拡大に向けて企業を支援し、連携していく姿勢を示した。また、不良債権比率は過去15年間で最も低い水準となる4.6%まで改善したことも強調された。S.ナランツォグトモンゴル銀行総裁は、備蓄原料や大規模投資契約を担保とした融資の実施、ならびに新たな金融商品の開発について検討する意向を示した。
会談の結果、より高度な加工や紡績工場の設立プロジェクトを政策的に支援すること、国際的に権威ある展示会への参加を後押しすること、さらに首都にカシミア製品の統合販売拠点を設置することを支援するよう、食品・農業・軽工業省に指示が出された。また、スフバートル県において3月21日にカシミアの競売を開催することが決まり、担当省庁は準備を進める作業部会を設置した。さらに、税制面でどのような支援が可能かを検討し、提案をまとめるよう財務省にも指示が出されている。
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