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フレルスフ首相の26年前の日本滞在先が判明した


Odgerel 2020-01-14 01:01

フレルスフ首相の26年前の日本滞在先が判明した

フレルスフ首相は昨年、天皇陛下の即位礼正殿の儀に参列するため日本を訪れた。その際、日本の外務省職員にホストファミリー探しを頼んだとのこと。滞在先の家族の名前などは忘れてしまい、手がかりは当時の写真だけだった。その後、外務省は当時の関係機関から資料を取り寄せ、昨年11月下旬、滞在先が旧倉石村の高村実俊さん宅だったと割り出し、フレルスフ首相に伝えた。1994年に26歳だったフレルスフ首相は8月から9月にかけて、アジア・太平洋諸国の青年と交流を深めるための国際協力事業団の「21世紀のための友情計画」の一環で日本を訪れた。その中で青森県に1週間ほど滞在し、県庁訪問や八戸市(はちのへし)でのモンゴル生活体験イベントなどを行った。ホストファミリー宅には2泊し、当時8歳だった高村さんの次女智美さんをとてもかわいがり「将来モンゴルに招待するから」と約束したそうだ。高村さんの家で過ごしたことを「言葉は分からなかったけど、とても楽しかった」と振り返っているという。10日、在日本モンゴル特命全権大使が青森市を訪れ、高村さんにフレルスフ首相のメッセージを手渡した。フレルスフ首相の思いを伝え聞いた高村さんは、「初めて会ったとは思えないほど家族にとけ込んでいて、とても記憶に残っている人だ。出世すると思ったが、まさか首相になるとは。家族みんな会いたい気持ち。とても光栄である。」と喜んでいるとのこと。

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