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中国の吉林省に松の実を輸出する


Odgerel 2021-03-09 11:03

中国の吉林省に松の実を直接輸出する

中国の吉林省に松の実を直接輸出する。モンゴルの天然資源の1つである松の実を国内で加工し、付加価値を付けて輸出する環境が整った。松の実はモンゴルの輸出の大部分を占める鉱産品や毛、カシミア、肉などの畜産品に次ぐ非鉱業製品の1つだ。これにより、モンゴル政府は非鉱業製品の輸出支援や開発のため、ソフトローンを導入する方針を固めた。この方針を受け、モンゴル商工会議所は2020年10月8日に、松の実の共同組合を設立した。松の実を国内で加工して、輸出する20余りの焙煎工場、11の民間企業がこの組合に加盟したのだ。さらに、これらの民間企業、自然環境・観光省、基準測量庁、警察庁が会議を行い、協同ワーキンググループを作り、松の実の国際市場における販売を増やすため、3年間の計画案を作成した。我が国は大量の松の実を国内需要に供給するが、仲介業者の参加により、基本的な利益が海外の市場に移転されるとみなされる。松の実の8割以上は中国の吉林省へ輸出されるとのこと。このため、吉林省の民間企業と関係を結び、仲介業者なしで、貿易を行えば、モンゴルに利益をもたらす環境が整える。モンゴル商工会議所は吉林省の貿易会議所とオンライン会議を行い、国際貿易の原則通り、両国の間で透明性のある貿易を行うことで合致した。モンゴル商工会議所の調査によると、松の実採取が豊作な年に、1憶米ドル相当の松の実及び、8000~1万トンの穀粒が中国へ輸出する可能性があるとのこと。地方の住民は松の実を採取し、1キログラムを1万トゥグルグで転売業者に販売する。これを中国で再度加工し、1キロはおよそ16万2000トゥグルグで米国、ヨーロッパの市場で販売される。モンゴルは年間8000~1万トンの松の実を輸出する可能性がある。松の実の販売を組織化することでこの資源による利益を上げることができるとのこと。モンゴル商工会議所は松の実の販売をより透明かつ効率的にする、クラスター販売を発展させるため尽力する意向を表明している。

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