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東京オリンピック・モンゴルの初銀メダル


Odgerel 2021-07-28 04:07

東京オリンピック・モンゴルの初銀メダル

27日、日本武道館で開催された男子81キロ級柔道競技でモンゴルのサイード・モラエイ選手が決勝で日本の永瀬貴規選手に技ありで敗れるも2位となり、銀メダルを獲得した。今年29歳のサイード・モラエイ選手はイラン出身で、2019年にモンゴル国籍を取得した。イラン政府は2019年の世界選手権大会の準決勝でイスラエルのサギ・ムキ選手との対戦を避けるためにわざと負ける様に強要したことを理由にモラエイ選手が大会後イランへ帰国せずに2019年8月にドイツで難民申請をし、滞在していたが、同年12月にモンゴル国籍に変更した。2020年3月には国際オリンピック委員会から正式にモンゴル国籍への変更が承認されたことにより、モンゴル代表でオリンピックに出場することが可能となった。2021年2月にはグランドスラム・テルアビブに出場するため、イスラエルのテルアビブ市へ出向いたモラエイ選手は「スポーツと政治は別。私はスポーツマンだ。政治問題は決して関係ない。」と語っていた。イラン出身のスポーツ選手がイスラエルの大会に参加するのは1979年のイラン革命以来初めてのこととなった。試合では世界チャンピオンであるイスラエルのサギ・ムキ選手が2回戦で敗れたため対戦はならず、決勝でウズベキスタンの選手に敗れて2位に入った。6月の世界選手権では7位に終わったが、3回戦でイスラエルの選手と対戦して一本勝ちした経緯がある。銀メダル獲得後のインタビューではサイード・モラエイ選手が「2018年から母国を離れ、モンゴルで新しい人生を始めた。2年間努力を怠らなかった。銀メダルを獲得して嬉しい。このメダルを2年間会ってないイラン在住の家族と暖かく受け入れてくれたモンゴルの国民に捧げる。」と語っていた。メダル授与式にはモラエイ選手のモンゴル国籍への変更を承認したバトトルガ前大統領が参加し、サイード・モラエイ選手に銀メダルを手渡しました。バトトルガ前大統領は柔道世界選手権大会で金、銀、銅メダルを獲得したことがある柔道選手で、現在モンゴルの柔道連盟の会長を務めている。2017年までは国際柔道連盟の政策協議会の会長も務めていた経歴の持ち主である。

 

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