モンゴルの映画『トリオ』ランクイン

Odgerel 2022-08-23 05:08

芸術と文化

モンゴルの映画『トリオ』はランクインされた

今年のタイ国際映画祭に世界中から約9000件に及ぶ映画の応募があり、上位30本の作品が選出された。モンゴルのバトトムル監督の映画『トリオ』はその一つとなり、ランクインされた。2021年に公開した同映画には、ダウン症を持つ児童のテルムーン君が主演した。映画は、「どなたでも置き去りにしない」という趣旨下で、ダウン症の人たちの権利を守り、平等にアクセスできる社会を作ることを訴えている。また、「mongol、 mongoloid、mongolism」という言葉のダウン症、つまり遺伝的欠陥があるという、まるでダウン症がモンゴル人に関連しているという国際的な誤解を正そうと目指したという。タイ国際映画祭の授賞式は9月15～19日にオンラインで開催される。「トリオ」映画は、10月に開催される第38回ワルシャワ映画祭にも招待されている。また、同じく10月にアメリカカリフォルニア州で開催される「パームスプリングスダウン症国際映画祭」で上映されることになっている。