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中国に向かう国際貨物列車の新しい輸送ルートが開始された


Odgerel 2022-12-27 03:12

中国に向かう国際貨物列車の新しい輸送ルートが開始された

ウランバートル鉄道合弁会社はアムガラン駅から中国に向かう国際貨物列車の新しい輸送ルートを開始した。ツォグトウラーンバートル鉄道運輸組織部長は「中国からモンゴルまでの輸入品を積んだ貨物列車の9割は回送列車の状態で中国に戻る。貿易・流通を整合するため、アムガラン駅のロジスティックセンターの一部ターミナルで貨物をコンテナに積み込む作業を可能にした。両国はこれまで国際貨物列車について議論を重ねてきた。今後、1ヶ月間に50両編成の貨物列車が4、5回両国を横断し、モンゴルの生物資源、金属鉱物資源、非金属鉱物資源の付加価値を高めていくためにも重要な輸送ルートとなる」と述べた。新輸送ルートを通過する貨物列車は、積載容量が3440トン、70両で編成されている。主に羊毛、ナッツ、ふすま、動物性油、植物性油などの農産畜産物の輸送が予定とされている。各貨物列車の収益、鉄道貨物輸送量は2~4倍増加するとみなされている。国内貨物輸送の7割ほどは鉄道輸送である。また、パンデミックの影響で航空輸送と自動車輸送が大幅に制限される中で鉄道は大活躍しており、モンゴルを経由する輸送も注目されつつある。近年、ウラーンバートル鉄道は鉄道の需要が増えるに連れて輸送力を上げるために基幹線路の修繕とともに新輸送ルートの導入に注目した。その結果、トランジット輸送に関して、2015年に貨物列車が75回モンゴル国土を通過していたが、2020年から2000以上の貨物列車が通過している。同輸送ルートは貨物列車の回転率の向上、鉄道による貨物輸送量の拡大、使用者のニーズ対応などを含み世界市場への輸出数量の増加に重大な意義をもつものとなる。

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