税務レシートを完全電子化する

税務レシートを完全電子化する
バトショガル・デジタル開発・イノベーション・通信大臣は、税務レシートの完全電子化を目指し、関係機関の代表者と会談を行った。
会談では紙のレシートを廃止し、電子化に移行することが可能であるとの認識で一致した。
現在、税務レシートはアプリを通じて自動登録されており、ハーン銀行をはじめ、モビコム社やユニテル社なども自動接続システムに参加している。これを踏まえ、銀行カードによる購入時にレシートが自動登録される仕組みの導入が進められている。
バトショガル大臣は、「首相が掲げる還付率引き上げ政策の一環として、税務レシートの登録簡素化と電子化を進めている。これは国家のデジタル移行の一環です」と述べた。
モンゴル銀行のエンフタイワン副総裁は、「事業者によるレシート登録は自動化されているが、個人利用においては、銀行口座が統合システム上の身分証番号を記載する必要がある。個人が自ら口座を選択する仕組みを整備し、銀行と連携してアプリの開発を進めなければいけない」と指摘した。
POSシステムから税務システムに情報を送信する際、商業銀行の取引データと連携させるにはモンゴル銀行の支援が不可欠である。利用するカードは国民の選択に委ねられる。技術的な支障はないが、セキュリティとプライバシーの保護が重要課題である。