第5火力発電所を建設する
第5火力発電所を建設する
モンゴル政府はカンボジア企業「ミタイム・インターナショナル」と、ウランバートル市に第5火力発電所を建設する契約を締結した。
モンゴルで新たな大規模火力発電所が建設されるのは、1983年に第4火力発電所が稼働して以来42年ぶりとなる。契約にはニャムバータルウランバートル市長と、ミタイム・インターナショナル社のティアン・ハオ・ミン社長が署名した。
ニャムバータル市長はモンゴルの電力需要は年平均14%のペースで増加しており、冬季のピーク時には1800メガワットに達すると述べた。ウランバートル市はこれまでに5000億トゥグルグの市債を発行し、そのうち3000億トゥグルグをブールルジュートゥ発電所への投資に充てた。また、国際金融公社の支援でバガヌール地域に50メガワット規模のバッテリー蓄電施設を短期間で完成させた。官民連携で第5火力発電所を建設することは、今後の大型プロジェクトのモデルケースとなると強調した。
第5火力発電所の所在地はウラーンバートル市バヤンゴル区で、稼働予定は2028年である。約10万世帯と企業に電力供給できると期待されている。
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