フランスのナント歴史博物館はモンゴルのチンギスハーンに関する展示会を見送る

Odgerel 2020-10-20 04:10

歴史

フランスのナント歴史博物館はモンゴルのチンギスハーンに関する展示会を見送ると発表した

フランス西部のナント歴史博物館は13日までに、モンゴルの英雄チンギスハーンをめぐって来春開幕予定だった展示会について、中国による検閲を理由に見送ると発表した。同展は中国の内モンゴル自治区フフホトの博物館と提携し、チンギスハーンとモンゴル帝国の歴史を紹介する計画だった。展示は当初、今月開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で来春に延期されていました。中国側が展示から「チンギスハーン、モンゴル、帝国」という文言を削除するよう要求した。ナント歴史博物館は展示名を「天空と草原の子　チンギスハーンとモンゴル帝国の誕生」とし、テーマを副題に盛り込むことで折り合いを付けようとした。中国側はさらに根本的な変更を要求したので、同館は人類や科学、倫理的価値を守るために計画中止を決めたといいます。同館は欧州や米国にある資料を集め、2024年に当初の構想に沿ってチンギスハーン展を開催する計画だとしている。