タルボサウルスの全身骨格が保管されている

Odgerel 2023-01-18 04:01

歴史

タルボサウルスの全身骨格が保管されている

肉食恐竜類のタルボサウルスの全身骨格が南西部バヤンホンゴル県自然博物館に保管されている。同骨格は全世界で発見された5つの全身骨格の一つとして知られている。肉食恐竜であるタルボサウルスは1億3000万年前に生息しており、同化石は1982年にモンゴル、ソ連の共同研究チームにより南西部バヤンホンゴル県バヤンゴビ郡のブギーンツァブというところで発見された。これまでの研究者らの調査結果によると、タルボサウルスの全長は12メートル、高さは4～5メートル、体重は6トン。世界で約300類以上の恐竜が生息し、その内、60種類以上がモンゴルで発見されたのである。古代の巨大動物や海洋生物の化石骨がバヤンホンゴル県バヤンゴビ郡のブギーンツァブだけでなく、シネジンスト郡ノゴーンツァブ、ボグド郡オログ湖辺、アム川、ロー・ヤスト等の地域で多く発見される。同県の県庁所在地に「グルワンブス・コンプレックス」という巨大恐竜像の公園が2010年に開園された。同施設内には、高さ7～10メートル、長さ10～15メートルの4つの恐竜像と巨大な亀像を建てた。