「日本語スピーチコンテスト」が行われた

Odgerel 2023-03-13 04:03

教育

「日本語スピーチコンテスト」が行われた

3月4日、NGOモンゴル日本青年支援センター主催の第9回「日本語スピーチコンテスト」が開催された。今年のテーマは「約束」である。コンテストに17校の50人が参加した内、10人が決勝戦で競った。冒頭に、小林弘之在モンゴル　日本国特命全権大使が挨拶を行い、昨年のモンゴル・日外交関係樹立50周年に触れ、「このコンテストが次の50年のスタートになる。若者の声を社会に届けてほしい。がんばってください」と、出場者や関係者を激励した。コンテストにはモンゴル国立大学法学部内・名古屋大学・日本法教育研究センター2年生のセルゲレンさんが優勝した。病気の母への約束、弁護士になる夢を語って聴衆を感動させた。準優勝はモンゴル日本青年支援センターのオルギルさん、3位はモンゴル高専技術カレッジのフランさん、特別賞はモンゴル国立大学法学部内・名古屋大学・日本法教育研究センターのアヌジンさん。今年の特徴を総評したプレブスレンモンゴル日本青年支援センター理事長は、「レベルは高くなったが、家族との約束を果たすスピーチが多かった。さらに社会的関心を深めてほしい」と指摘した。最後の閉会の挨拶では、「モビコム」コーポレーションの伊藤マネジメント最高責任者が、「約束と言えば現大統領が留学生時代にお世話になったホストファミリーを公邸に招いた。モンゴル人は約束を大事にしている」と温かい言葉で締めた。第9回スピーチコンテストを「モビコム」コーポレーションと、日本学校法人岩谷学園がスポンサーした。