ザンダンシャタル首相は母子健康センターを視察

Odgerel 2025-08-25 02:08

政治

ザンダンシャタル首相は母子健康センターを視察した

　ザンダンシャタル首相は母子健康センターを視察した。

　モンゴル人口のおよそ3分の1は子どもであり、それに伴い母子保健センターの医師や専門家たちは常に業務負担が高い環境で勤務している。

　このセンターの救急隊では、月に8000〜1万人の子どもに医療サービスを提供している。1日におよそ1200人の子どもが受診している。子ども1人につき1〜2人の保護者が同行すると仮定すれば、外来診療棟だけでも1日に約3500人が出入りしていることになる。

　外来部門の混雑を緩和するために建設されていた新しい建物の工事が完了し、正式に引き渡された。新しい外来診療棟は、これまでの建物より8倍の広さを持ち、それに伴って診察の待機時間は通常の診療で最大5日間、手術では最大40日間短縮される見通しである。従来は34室であった診察室が95室に増設され、日帰り治療にも対応可能となる。33の診療科が37種類の診断・検査を提供する。また、日帰り手術に対応する5つの手術室も新たに整備された。

　首相は慢性疾患に分類される小児の病気に対する治療費の財政支援について見直し、来年度の予算では子どもにやさしい財政措置を講じる方向で、近く協議を行う方針であることも明らかにした。