子どもたちが読書の感想を手紙で共有している

Guatsetseg 2025-11-17 03:11

教育

子どもたちが読書の感想を手紙で共有している。

   子どもたちが読書の感想を手紙で共有している。「文化の創造月間」キャンペーンの一環として作家との交流会が開催され、ゲストとして モンゴル国文化功労者、D.ナツァグドルジ賞受賞作家で児童文学作家の O.スンドゥイ氏が招かれた。交流会は、第1学校の P.オドンチメグ教師が担任する 6年B組の生徒たちと行われた。子どもたちは、歴史、冒険探検、童話、文学作品を読むことが好きだと語った。また、作家は、自身の作品について温かなトークを展開し、一緒に物語を書く体験や本を夢中で読むことの大切さについて生徒たちと語り合った。

　この際、O.スンドゥイ氏は
「故郷トゥブ県の子どもたちが母語と伝統文化を大切にし、生涯心を照らしてくれる本と友だちになってほしい」とメッセージを送った。

　さらに、6年B組の生徒および積極的に参加した子どもたちに、自身の著作をプレゼントした。

　O.スンドゥイ氏は 1960年、トゥブ県ウグタールツァイダム郡 に生まれた。20歳で故郷の学校にて小学校教師としてキャリアをスタートし、子どもたちに文学への興味を持たせたいとの思いから、児童向け作品の執筆を始めたとのこと。

　子どもたちを文学好きにするため、毎年直接会って本を読み聞かせたり、語り合ったりし、また 子どもたちが読んだ本の感想を手紙で共有する活動を続けている。

　約40年以上にわたり、子ども向けの詩、短編、現代童話、中編小説など30冊以上の書籍、10本以上の戯曲、3本の映画、そして多数の歌詞を執筆し、広く読者に届けてきた。