「匈奴貴族墓群」がユネスコ世界遺産に登録
「匈奴貴族墓群」がユネスコ世界遺産に新たに登録された。
「匈奴貴族墓群」がユネスコ世界遺産に新たに登録された。7月19日から29日にかけ韓国の釜山市で開催中のユネスコ世界遺産委員会第48回会合において、7月25日、モンゴル最初の国家である匈奴帝国の「匈奴貴族の墓群」がユネスコ世界遺産一覧に登録された。
今回登録された遺産は、トゥブ県ボルノール郡のノヨン山、トゥブ県バヤンツァガーン郡のチヘルティーン・ゾー、ヘンティー県のバヤン・アダラガ郡のドゥールリグ・ナルス、アルハンガイ県のゴル・モド1・2、ホブド県マンハン郡のタヒルティーン・ホトゴルという5つの遺跡群で構成されている。これらの総合的な調査研究は、「チンギス・ハーン国立博物館」が推進したプロジェクトによる成果であり、その価値が世界的に認められることとなった。
モンゴル代表団を率いて会合に出席したJ.アルダルジャブフラン文化・スポーツ・観光・青年担当大臣は「匈奴帝国について長年にわたり研究を重ね、歴史を確かな史料に基づいてより深く理解できるようにし、その顕著な価値を明らかにするために尽力してきた国内外の考古学者、歴史学者、研究者たちの長年の努力が実を結びました。」と述べた。
ユネスコの世界遺産条約では、登録される文化遺産・自然遺産は「顕著な普遍的価値」を有し、その価値を示す10の登録基準のうち少なくとも1つ以上を満たすことが求められる。また、真正性と完全性を備えていることも重要な要件となっている。
モンゴルは1990年に世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約へ加盟して以来、これまでに以下の6件を世界遺産として登録してきた。
- ウヴス・ヌール盆地(2003年)
- オルホン渓谷の文化的景観(2004年)
- モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群(2011年)
- ブルカン・ハルドゥン山とその周辺の聖地(2015年)
- ダグールの景観(2017年・国際共同登録)
- 鹿石及び関連する青銅器時代遺跡群(2023年)
今回「匈奴貴族の墓葬群」が新たに加わったことで、モンゴルのユネスコ世界遺産登録件数は合計7件となった。
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