フレルスフ大統領は上海協力機構拡大会議にオブザーバーとして出席
フレルスフ大統領は上海協力機構拡大会議にオブザーバーとして出席した
フレルスフ大統領は1日、キルギスの首都ビシュケクで上海協力機構拡大会議にオブザーバーとして出席し、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席とそれぞれ会談した。
フレルスフ大統領は会議で、モンゴルが平和を重視し、オープンかつ独立した多極的外交政策を一貫して堅持すると表明した。国際社会の紛争や対立は、相互理解、信頼、対話と協議を通じて解決すべきだと述べ、上海協力機構参加国と協力して地域の平和・安定と国際協力に貢献する姿勢を示した。
今回の拡大会議には、中国、ロシア、インド、トルコ、ベラルーシ、中央アジア諸国など約20カ国の首脳・政府首脳と国連のアントニオ・グテレス事務総長らが出席した。今後10年間の上海協力機構発展戦略、安全保障、貿易・経済、交通インフラ、気候変動、食料安全保障、デジタル技術、AIなどについて協議し、「ビシュケク宣言」を採択した。
フレルスフ大統領はプーチン大統領との会談で、包括的戦略パートナーシップをさらに深化させ、貿易・経済協力と互恵的な大型プロジェクトを拡大することで一致した。2026年はモンゴル・ロシア外交関係樹立105周年に当たり、30余りの行事からなる共同計画を実施している。また、モンゴルとユーラシア経済連合の「自由貿易暫定協定」の発効により、貿易・経済関係を新たな段階へ引き上げ、貿易規模を拡大する機会が生まれたとの認識で一致した。首脳間で合意した事項を実務的な成果につなげるため、政府間委員会や関係機関が積極的に取り組むことを確認した。
中国の習近平国家主席との会談では、貿易・経済、国境横断鉄道、再生可能エネルギー、環境、農牧業、軽工業など、これまで両首脳が合意した協力案件が具体的な成果につながっていることを確認した。両首脳は、今後5年間で両国の貿易額を300億米ドルに拡大することを目指すことで合意した。国境横断鉄道では、ガショーン・スハイト・ガンツ・モド間を2027年に完成させる方針を確認したほか、シベーフレン・セヘー、ビチグテ・ズーンハタブチ、ハンギ・マンダルの各国境横断鉄道についても、段階的な供用開始に向け協力する。
燃料・石油製品の世界的な供給不安が続く中、フレルスフ大統領は、中国がモンゴル側の要請に応じて石油製品の供給を続けていることに謝意を表明した。習主席は、モンゴルへの石油製品の安定供給を支援する考えを示した。
さらに、モンゴル・中国・ロシア3カ国協力として、「中央鉄道回廊」の改修・近代化と輸送能力拡大、モンゴル領内を通過する天然ガスパイプライン構想、エルデネブレン水力発電所建設の進捗について協議した。
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